牛乳で健康

牛乳の栄養成分の主なものは、糖質、脂質、たんぱく質、ミネラル、ビタミンです。牛乳は栄養が豊富なのでカロリーが高いと誤解されがちですが、食品は含まれる栄養素の価値で考えることが重要です。牛乳は良質な栄 養素をバランスよく含んでおり、栄養素密度などからみてもすぐれた食品です。

1. 牛乳のたんぱく質が良質といわれる理由

たんぱく質は、水分を除くと体の各組織では一番多く、筋肉やいろいろな臓器、歯・骨や皮膚、脳や血管などのさまざまな細胞・組織を作る材料になります。

体を作るたんぱく質には、体内で合成できないアミノ酸が8種類(10種類ともいう)あり、必ず食事から摂らなければなりません。これらは必須アミノ酸と呼ばれ、それぞれの必須アミノ酸のどれかひとつでも食事から摂る量が少ないと、一番少ない必須アミノ酸の量までしか、体づくりには利用できないという生命の神秘があります。

2.免疫力を高めてくれる!

牛乳には体の抵抗力すなわち免疫の働きを高めるグロブリンという成分が含まれています。
免疫は風邪ウイルスや病原細菌が体に侵入し、暴走するのを抑えます。この免疫系は賢く、それだけに繊細である。
夏バテで体力を消耗するとその働きは弱まってしまい、その結果、われわれは夏風邪をひいてしまうのです。
牛乳だけではなく、これを発酵させたヨーグルトやチーズなどにも同じような働きがあります。
牛乳に加えて、優れたたんぱく質を含むいろいろな動物性食品や、からだの調子を整えて、免疫の働きを高めるビタミンや、ミネラルを多く含む食品を組み合わせた食生活をバランスよく食べることで、健康を保つ第一歩となります。